空を見上げて~優しい風 次世代編~
僕は
『だって嫌なものは嫌なんだよ!
連絡もしないで
勝手にやって来て、
誰が上げるの?』と書いた。

「そりゃ、連絡しないで
いきなり来たのは
悪いかもしれないけど…」

『もう嫌だ。考えたくない。』

そう書きなぐると、
再び部屋に戻ってカギをかけた。

しばらくお母さんは
話しかけていたけど、
それも少ししたら止んだ。
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