姪っ子と私
お出汁のいい香りがするなぁって思って、目が覚めた。
リビングに行ったら、先生と美玲がキッチンにいた。
「起きた?眠れてたみたいだけど、どう?」
「はい、もう大丈夫です」
「そう?もうすぐ、お昼ご飯できるからね。食べれそう?」
「美玲も作ったよ〜」
「美玲もお手伝いできたんだね。よかったね〜」

お昼ご飯は、先生が作ってくれた親子丼
玉ねぎの皮を美玲が剥いてくれたらしい。
とっても美味しくて完食できた。

食後には、もう眠れないって思ってたのに、美玲をお昼寝させるときに、私も一緒に眠ってしまってた。
見たら、先生も美玲のベッドに寄りかかって眠ってた。
そうだよね、先生の方が激務をこなしているんだから疲れてるよね・・・
そっと先生にタオルケットをかけた。
< 18 / 65 >

この作品をシェア

pagetop