姪っ子と私
夜になって、誠也さんが帰ってきた。
「美玲ちゃんは、だいぶん、良さそうだね。元気が出てきたね」
「うん、美玲、もう治ったよ。保育園、行っていい?」
「保育園はまだお休みしようね。まだ、バイキンさんが残ってたらいけないからね」
「いつまで休みするの?」
「今週は休んで、来週の月曜から行っていいよ」

「知春、どう?まだ、熱は高いね」
「うん・・・」
「水分、しっかり取らないと、何か飲める?」
「うん、少しなら・・・ゴホッ」
「咳もあるね。ちょっと聴診しような」
「えぇ〜いいよ。したくない・・・」
「知春、子どもみたいなこと言わないの。ちょっと、もしもしするだけだよ〜」って嫌だって言ってるのに、聴診された
「インフルエンザのせいだろうけど、少しだけ、喘鳴が聞こえるよ。息苦しいとかない?」
「うん、大丈夫」
「本当?我慢せず、ちゃんと言うんだよ。知春は治療が嫌いで我慢するからなぁ。美玲ちゃんが寝たら、もうちょっと知春を診るからね。美玲ちゃん、寝かせてくるね」
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