妄想爆裂・ギルガメシュ叙事詩(神殿聖娼・シャムハト)
焼肉食いたいな・・
と思いましたが、野生動物はにおいには敏感です。
死肉を食らう女には近寄らない・・
そう思い、我慢しました。

あいつはどこかで、絶対見ているはず・・
若い個体(♂)だから、
好奇心は強いだろう。

神殿には毎日、
いろいろな男が来ます。
筆おろしの若い少年から、
ロリロリ大好き変態老人まで。

それをさばく、仕切って来た
シャムハト姉さんの鑑識眼は、確かです。

御祈祷・<過激表現>も、
いろいろなバリエーションを、
提供しなくてはならなかったのですぅ?

水浴びして寝るか・・・
どこかで、こちらを伺っている
チェリー君を挑発してやるのも、おもしろい。

シャムハト姉さんは、
黒髪をおろし、薄物1枚だけ、
はおって水辺に行きました。

ザザザザ・・・
野生動物が、水を飲みに来ていたようですが、
ヒトである姉さんの姿を見て、
素早く森に逃げて行きました。

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