目の上の義母(たんこぶ)
そんな暮らしは、ある意味理想ではあるけれど…。


やっぱりわたしには、外で働くほうが合っていた。


翔平もそこまで言うのなら、自分の給料だけでこれから2人で生活していかなければならない、という自覚をもっと持ってほしい。


翔平のお給料だけじゃ、決して贅沢な暮らしはできない。

だからこそ、こっちが節電節水していることにも協力してほしいものだ。



そして、それから1年の時が過ぎ、現在に至る。


2ヶ月ほど前に、うれしくもない30歳の誕生日を迎えた。


翔平は、人気のケーキ屋さんのバースデーケーキと、わたしが少し気になっていたブランドのピアスをプレゼントにくれた。

それで、わたしを喜ばせることができたと自己満足している様子。


…しかし、わたしがほしいのはそんなものなんかじゃない。
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