月下の恋人…missing
真夏の夜の蒸し暑さと
止めどない恥ずかしさで、どんどん顔は火照って
視線を反らして沈黙に耐える。
『あの――まゆさん?聞いてるんですけど♪』
「光にぃのバカっ!イジワルっ」
頭の上から聞こえる楽しげな声をシカトして
もう一度光にぃの胸に顔を埋めた。
『仕方ないなぁ。今日の所は許してやるかぁ…でも』
頭を優しく撫でる大きな手が止まる。
『いつかまゆの声で゛好きだ゛って聞きたい。了解?』