月下の恋人…missing
久々に平和で、穏やかな時間が俺達を包んでいた。
『まゆ―――ちょっと仕事の話するから上行ってて』
「解った。光にぃ、あんまりマネージャーさんいじめちゃダメだよ」
『はいはい――――』
「じゃあごゆっくり」
ニコッと笑って、リビングを出る後ろ姿を見送る。
視線を戻すと……
タケシは身を乗り出して顔を赤らめた。
「解りますっ!」
『何が――――?』
「瑠美ちゃんより、まゆちゃんの方が断然可愛いっす」