月下の恋人…missing



『所でさぁ、彼氏とはどうなってんの?』




「えーどうって別に…普通だけど…」




『そう言う意味じゃなくてっ♪まゆたん』




机に頬杖をついてニャッと美姫は笑う。




「みっ…美姫のバカっ!」




『アハハッ!焦り過ぎでしょ…可愛いまゆ』




そりゃ百戦錬磨の美姫ちゃんとは違って私は……


爆笑する美姫を前に顔が赤くなるのを感じて、何だか恥ずかしくなって立ち上がった。




< 146 / 247 >

この作品をシェア

pagetop