月下の恋人…missing



「どうしよう…いいって言うか良くないっ!熱っ……」




ガタッ―――…



アタフタし過ぎて入れたてのコーヒーが思いっきり手にかかる。



『あぁ…何やってんだよ』



やれやれと立ち上がった光にぃに突然手首を捕まれて





「ちょっ…光にぃ」
『いいから―――』





恥ずかしくて抵抗する私を強引に洗面所まで引っ張って行く。




ジャ――――…




ヒリヒリとする右手の指先を冷たい水が流れて行って



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