貧乏大家族の私が御曹司と偽装結婚⁈
はぁ……。気が重い……。
項垂れながら箱を抱えて席に戻ると、いつの間にか席には封筒が積んであった。
「朝木、次はそれを封入してくれ」
「はい……」
浮かない顔をして返事をした私を主任は怪訝そうに見上げて「どうかしたのか?」と尋ねる。
「いえ。なんでもありません!」
無理矢理笑顔を作りそう答えると私は席についた。
さっき放り込まれた名刺はポケットに忍ばせてある。専務が去ってから取り出したそれには、携帯の電話番号が記入されていた。
連絡くれるまで待つって言われてもな……。どうしよう。いっちゃんに相談する?
でも、言った途端にいっちゃんは会社に乗り込んできそうで躊躇してしまう。
専務はうちの山を狙ってるらしい。けど、あの山に専務が思うほどの価値があるとはやっぱり思えない。お見合いのことと言い、一体私の周りで何が起こっているのかサッパリわからない。
悶々としつつ、私はひたすら請求書を封入していた。折り返しも過ぎたころ時計をふと見ると気づけばもう昼だ。
項垂れながら箱を抱えて席に戻ると、いつの間にか席には封筒が積んであった。
「朝木、次はそれを封入してくれ」
「はい……」
浮かない顔をして返事をした私を主任は怪訝そうに見上げて「どうかしたのか?」と尋ねる。
「いえ。なんでもありません!」
無理矢理笑顔を作りそう答えると私は席についた。
さっき放り込まれた名刺はポケットに忍ばせてある。専務が去ってから取り出したそれには、携帯の電話番号が記入されていた。
連絡くれるまで待つって言われてもな……。どうしよう。いっちゃんに相談する?
でも、言った途端にいっちゃんは会社に乗り込んできそうで躊躇してしまう。
専務はうちの山を狙ってるらしい。けど、あの山に専務が思うほどの価値があるとはやっぱり思えない。お見合いのことと言い、一体私の周りで何が起こっているのかサッパリわからない。
悶々としつつ、私はひたすら請求書を封入していた。折り返しも過ぎたころ時計をふと見ると気づけばもう昼だ。