クールな幼なじみ(将来の)旦那様は、私にだけ特別甘いようです。

指切りをした私達。


奏くんが言うなら、私言うこと聞ける……!


「……じゃあ、教室行こうか」

「うんっ……。離れたく、ない」

「え?」

「あっ……ううんなんでもない!」


ついポロッと本音が……!


「俺も、離れたくない」

「奏くん……」

「やっぱり俺と一緒にサボろ———」

「でもサボるのなんてよくないよね!奏くんのお嫁さんに相応しくなるためにも、勉強頑張る!」


そう言ってガッツポーズをした。


「あはは、そっかわかった、じゃあ一緒に教室行こう」

「うんっ!」


手を繋いで、いつも通り教室まで送ってもらった。


しばらく経って、授業が始まった。


ここ、予習してた場所だ……!

問題もスラスラ解けるし、よかった!


そんなことを思いながら真面目に授業に取り組ん位で、1限目終了。


休み時間になると……。
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