ほどけるいと。
「ふふ」



スマホに視線を落として,そのおかしさに笑う。

すぐ返したんだから,既読くらいつけてくれてもいいのに。

そこに既読の文字はなく,背景の色がぽっかりと見えていた。

私の気持ちなんて,分かってるって?

…流雨,私。



「さみしい…」



ちょっとした行動が,気になっちゃうの。

前と,比べちゃう。

流雨の遅い返信。

それを待って,気付けば40分も経っていた。

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