もふもふ魔獣と平穏に暮らしたいのでコワモテ公爵の求婚はお断りです
「爪を染めろと言ったのだから、足もやって当然でしょう。言われずともわかることを、いちいち私に説明させないで」
「もっ、申し訳ございません……」
メイドはラベーラの足をうやうやしく手で支え、銀の糸で編まれた靴をそっと脱がした。そして、足の爪にも染料を落としていく。
「アルド様はいつまであんな男を騎士に据えておくつもりかしら。魔女のひとりも殺せない騎士がいていいと思う?」
話を振られたメイドが息を呑んだ。
「いえ、いていいはずがございません」
「そうよね。だったらどうすればいい? アルド様にふさわしくないものは、すべて取り除かないと」
「その通りでございます」
「もっ、申し訳ございません……」
メイドはラベーラの足をうやうやしく手で支え、銀の糸で編まれた靴をそっと脱がした。そして、足の爪にも染料を落としていく。
「アルド様はいつまであんな男を騎士に据えておくつもりかしら。魔女のひとりも殺せない騎士がいていいと思う?」
話を振られたメイドが息を呑んだ。
「いえ、いていいはずがございません」
「そうよね。だったらどうすればいい? アルド様にふさわしくないものは、すべて取り除かないと」
「その通りでございます」