恋人は幽霊
「さぁ、食べて」
「いただきます」
夢香はゆっくりと朝食を食べ、陸はコーヒーを持ってきた。
「私もコーヒーいただいていいかしら」
「持ってくるよ」
陸はすぐにキッチンへコーヒーを淹れに行った。
時間は7時をまわったところ。
「まだ出かけるには早いわね、部屋の掃除でもするわ」
「そんなことは僕がするから、夢香はゆっくりしてて」
陸は家事を完璧にこなしてくれている。夢香はこの部屋に引っ越して来てから、まともに家事をしていない。
テレビをつけてタバコに火をつけ一服する。
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