姉に婚約者を寝取られたので訳あり令息と結婚して辺境へと向かいます~苦労の先に待っていたのは、まさかの溺愛と幸せでした~
「なっ……!」
「…………ゼルナ様」
「おい、ジャネット!!」
「わ、わたくしがウェンディに謝罪なんて……絶対に嫌、嫌よッ」
「ーージャネットッ!!このままだとどうなるか分かるだろう!?デイナント子爵家がどうなってもいいのかよ!?」
「~~っ!!」
「ジャネット……ッ!!!」
「っ……ご、めんなさい」
「…………お姉様」
顔を伏せていてジャネットの表情を窺い知る事は出来なかった。
しかし体は大きく震えており、手のひらには爪が食い込んでいる。
「二度とこのような事が起きないようにしてくれ。それと、僕の許可なしに彼女に近付くな」
「は、はいっ!すみませんでした……!」
「さぁ、ウェンディ……やはりパーティーのドレスは向こうの店で選ぼう。皆、"ウェンディ"に会うのを楽しみにしているんだ」
「はい……」
「行こう」
そう言って、ゼルナはエスコートするように手を伸ばした。
戸惑いながらもその手を取ると腕へと誘導される。
それから王族行きつけの高級ブティックへと歩き出した。
チラリと後ろを振り向くと、ホッとしたような表情を浮かべたフレデリックと、こちらを鋭く睨みつけて爪を噛むジャネットの姿があった。
「ウェンディ、大丈夫だよ……何も心配ない」
「はい……ありがとうございます、ゼルナ様」
「…………ゼルナ様」
「おい、ジャネット!!」
「わ、わたくしがウェンディに謝罪なんて……絶対に嫌、嫌よッ」
「ーージャネットッ!!このままだとどうなるか分かるだろう!?デイナント子爵家がどうなってもいいのかよ!?」
「~~っ!!」
「ジャネット……ッ!!!」
「っ……ご、めんなさい」
「…………お姉様」
顔を伏せていてジャネットの表情を窺い知る事は出来なかった。
しかし体は大きく震えており、手のひらには爪が食い込んでいる。
「二度とこのような事が起きないようにしてくれ。それと、僕の許可なしに彼女に近付くな」
「は、はいっ!すみませんでした……!」
「さぁ、ウェンディ……やはりパーティーのドレスは向こうの店で選ぼう。皆、"ウェンディ"に会うのを楽しみにしているんだ」
「はい……」
「行こう」
そう言って、ゼルナはエスコートするように手を伸ばした。
戸惑いながらもその手を取ると腕へと誘導される。
それから王族行きつけの高級ブティックへと歩き出した。
チラリと後ろを振り向くと、ホッとしたような表情を浮かべたフレデリックと、こちらを鋭く睨みつけて爪を噛むジャネットの姿があった。
「ウェンディ、大丈夫だよ……何も心配ない」
「はい……ありがとうございます、ゼルナ様」