義母ですが、若返って15歳から人生やり直したらなぜか溺愛されてます<第一部>
「この子は幼馴染で2歳年上の伯爵家3男がずっと好きなのよ。でも3男ですから爵位を継ぐことはありません。平民に嫁がせるつもりはないと親には反対されています」
「か、彼は、騎士になるために今頑張っています。騎士爵をもらえれば平民ではなくなります」
 伯爵令嬢が泣きそうな顔をする。
 そっかぁ。好きな人と両想いなんだ。親が反対してるんだ。……なんだか貴族の恋愛って大変だ。
「カイン殿下が、婚約者をおきめにならないうちは、まだ皇太子妃になれる可能性があると誰かと婚約させられずに済んでいますが……」
 レーゼレーラ様が辛そうな視線を伯爵令嬢に向ける。
「私も同じようなものです。皇太子妃になる可能性があるから、まだ誰とも婚約していないだけで……殿下が婚約すれば、すぐにでも誰かと婚約を結ばれるでしょう」
 誰か……か。
「その、誰かとは?」
「分かりません。私ももう17歳です。本当なら、そろそろ婚約が調っているような年齢です。20歳を過ぎては行き遅れと言われ、好条件の相手は見つからなくなるでしょう……」
 うわぁ。20歳でも行き遅れって言われちゃうの?そりゃぁ、25歳だった私は行き遅れもいいところね。よく結婚できたわね。
 いや、後妻だったから、すでに跡取りとなる子供もいたから結婚できたってことかなぁ。
< 56 / 137 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop