掴んだその手を離さないで! 〜優しすぎる幼馴染の絶対愛〜
「じゅん……」

触れるだけのキスなんていらない。

私は淳之介の後頭部を思いっきり引き寄せた。

「た、環っ……」

「して」

「……」

「ちゃんとして? 」

そうして私から淳之介に口付けし、舌を差し入れる。

「んっ……たまきっ」

再び乱暴に押し倒される。

「…煽ったの、環だからな」

「あ、ちょっと……」

下着を全て剥ぎ取られた。

「……綺麗だ」

「ちょっ……やめて。見ないで… 」

「どうして? いつも見てるのに」

そう。裸なんて、もう何度も見られてる。

でも、本当にその目で見るのはやめて欲しい。まるで女神を敬うような、愛おしそうなそんな目で……

誤解させるような目で見ないで欲しい

「綺麗なものは綺麗だよ
……ここも、ここも…」

「あ、や……」

乳房をすくい上げられて、スっと親指が中心を掠める。少し固くなった中心を、淳之介がぺろっと舐めた。

「あぁっ……ん…ダメぇ」

自分でも驚くくらい甘い声が漏れてしまう。

「ダメじゃないよ。環のここは悦んでる」

そ、そこで喋らないで!

「……こっちも」

反対の手を下にやりながら、私の敏感な部分に触れてくる。
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