ダブルブルー
「…ふー、焦ったー、じゃなくてうまかったー」


ね?ふふふ。ありがと。蒼ちゃん。


私の真横で微笑む久保田さんと目があって、その距離の近さに今更ながら躊躇する。


それを知ってか知らずか。


私を覗き込む久保田さんと目があった。


「ね、蒼ちゃん?試してみよっか?」


唐突な、そんな久保田さんのコトバ、に。


「あ、また『鳩豆』だ」


ふふふ。心底可笑しそうに笑う久保田さん。






< 152 / 436 >

この作品をシェア

pagetop