ダブルブルー
ふふふ。ありがと。


蒼ちゃんは、オレのいちばんのファンでもあって、彼女でもあるんだね。


すげー、シアワセ。


ふふふ。


心底、嬉しそうに笑う久保田さんの表情を作っているのは、私なんだという、誇らしさを感じる。


「久保田さん。久保田さん。もう一本映画観ましょう」


「はいはい。いいけど、ひとつだけ蒼ちゃんに提案!」


言いながら、唐突にスマホを取り出した久保田さん。


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