ダブルブルー
はい。ちゃんと浸かって、あったまるよー。


否応なしに腕を引かれて、再びお湯のなかへ。


今度は、背中から私を抱き締めてくれた青さん。


「や、でも青さん。ほんとに帰ります。私は休みだからいいけど、青さん寝る時間、が…」


言いかけた私の口元は、後ろから青さんのてのひらで塞がれた。


「寝る時間より、蒼ちゃんとの時間のが大切」


なんて、甘いコトバと甘い声音が囁いてくれたけれど。


「…や、で、も…」


まだぐずぐずといい続ける私に。


「あー、もう。うるさいなぁ。うるさいコには、こうしてやる」


くるりと反転した私のカラダは、青さんの膝の上、へ。






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