地味子ちゃんとモテ男くん
「うん、ちょっとね。でも平気だから」



「そっか…。あ、あっという間に着いちゃったね。俺教室に戻るからゆっくり休んでね。」





と言って引き返していく日向くんの後ろ姿を眺めながら心の中で「大好きだな〜」と改めて感じて頬が緩む。






単純すぎる私は今のことだけで、頭がいっぱいで気づくと片桐くんのことを考えず日向くんのことを思いながらゆっくり休ませてもらった。
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