先生と私の三ヶ月

プロローグ

 今夜が先生と過ごす最後の夜。

 私を抱きたかったと言った先生の言葉が今夜は本物に思える。

 ベッドの上で先生と絡み、パジャマはあっという間に脱がされ、肌と肌がぶつかる。
 先生はずっと熱い声で私を好きだと言い続けた。

 だけど、これは本当の愛じゃない。
 先生が愛しているのは私じゃない。

 わかっているのに、私も好きだと言い続けた。

 偽りの愛でも溺れていたかった――。
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