心の温度
朝礼後
【ロボットくん】と山元サブリーダーの息子さんの山元 大河25歳さんと山田 和樹38歳さんの3人で重機資材のリース契約書の書式と経理への流れを確認し、
試しの書類を作成し、私もパソコン入力まで試す。

【ロボットくん】は
「山元さん、山田さん。
北川さんは重機の種類や名前がまだ覚えていないので最初は確認が多いかもしれませんがヨロシクお願いします」
「申し訳ございません。今、必死で覚えておりますので、ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願い致します。」と彩音が頭を下げた。

彩音が持っているリース重機のコピーを見て
「わぁ〜現場で実物見れないのに覚えるの大変だと思うけど、大丈夫ですか?」

「ハハ。写真付きなんだねコレ。じゃあさ慣れるまでデスクシートに重機の写真のコピーをは挟んでおいたらどうかなぁ。そうすれば契約書の内容で工事内容のイメージ出来るし、名前も覚えられると思うしさ。」

「ハイ。ありがとうございます」っとホッとした彩音。
【ロボットくん】は
「ではそうしましょう北川さん」
「ハイ。」
啓太が見たら喜びそうな"働くクルマ"たちのコピーをデスクシートに挟んだ。

クククっと山元さんが笑いながら、
「実際に工事してるところを見学出来ると良いけどな」
【ロボットくん】
「それは、ちょっと無理かもしれません。北川さん、今は動画などで配信しているので、それを活用して下さい。」
「ハイ…動画…かぁ。わかりました」
< 185 / 330 >

この作品をシェア

pagetop