闇の総長はあたらよに運命の姫を求める
 貝が導いた再会。

 十二年前に結ばれた縁は、細い糸となって繋がっていて……。

 運命としか言えないような偶然は、もはや必然だったのかもしれない。

 必然と偶然が絡み合った糸の先に、櫂人がいたんだ。


 お互いがたった一人の存在として、そばにいられる。

 それがどんなに奇跡的で、幸せなことか。

 そんな相手と過ごす夜は、素晴らしいものに決まっている。


 だから、私たちの夜はいつも可惜夜(あたらよ)なんだ。



 END
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