真っ白な世界。
だけど沖田さんは

もう寝ていた。

狭い部屋だから

お布団は隣同士。

少し、沖田さんに近づいた。

沖田さんの匂いがする。

私は最近好きなものができた。

それは沖田さんの匂いだ。

物じゃなくても

好きなものがあるって

みんなが言ってた。

居場所や落ち着く匂い。

私は安心して

もう一度眠りに落ちた。








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