真っ白な世界。
そんなことできるはずない。

もし平助に伝えて

情報が漏れてしまえば

はじめさんの命も、

近藤さんの命も

なかったかもしれない。

誰も···誰のことも

責めることは出来なかった。

唯一責めるとすれば

全員、自分のことを責めている。

私だって、あの時

もう少し早く動けていれば

未来はきっと変わっていた。

・・・・・・「こほっ」

「総司、聞きましたよ」

「まゆきさんを守るために

できることはたった

一つしかなくなってしまいました」
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