男装令嬢は竜騎士団長に竜ごと溺愛される
3隻の海賊船はものの1時間で制圧した。

後から駆け付けた我が国の海軍に後始末を託し、ボルテ公爵と共に帰路に着いた竜騎士団は、15人。
1人もかける事なく戻って来れた。
負傷者はカイルを含み5人。

カイルは副団長から報告を受け安堵する。

前方に灯りが見え始め故郷に帰って来たとみな安堵する。

小雨降り注ぐ中舞い降りる。

「ボルテ公爵様をすぐさま医務室へ。」
到着してすぐカイルの指示の元、タンカーに乗せ室内に運び入れる。
それに寄り添いルイも着いて行く。

時間にして深夜の2時、昨日といい二夜続けての深夜帰り、それに出血の為に貧血気味のカイルはさすがにしんどそうだ。

「とりあえず各自、休息を体を休め明日改めて報告を、解散。」
かろうじて,自分の足で歩いているカイルを副団長のショーンと密偵のマイルが支え部屋まで送る。
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