意地悪★ご主人様
悪魔とメイド
メイドさん
「あぁ~、今日も疲れたぁ~;;;」
5月。高校に入学してから1ヶ月がたとうとしていた。
私の名前は“佐伯 えな”
ごくごく普通の県立高校に通う16歳。
成績も運動も中の下。
これといってできるものもない。
今は、学校帰り。私は、今日も部活で鍛えられた体を重そうに歩いた。
吹奏楽部って結構疲れるんだね・・・。文化部だから甘く見てた;;;;
「はぁ;;;」
私は、深いため息をついて玄関の扉を開けた。
この日を境に私の人生が変わるなんて夢にも思わず・・・・。