年上カメラマンと訳あり彼女の蜜月まで
「睦月! お久しぶりね!」
現れたのは、司の姉で希海の母である美女。司と出会ってからそう時間が経たないうちに知り合いあったその人には、俺も姉のような感覚を覚える。
「久しぶり。まどかちゃん、全然変わらないねぇ」
「そう言う貴方もね。それにしても、聞いたわよ? まさか睦月が咲月ちゃんとなんてねぇ」
まどかちゃんはニッコリと微笑み、さっちゃんは恥ずかしそうに肩をすくめていた。
「本当に。人生何が起こるかわかんないよねぇ。司が結婚するくらいなんだから」
「それは言えるわね。私の可愛い弟達がいい人に巡り会えて、私も嬉しいわ」
そう言うまどかちゃんは、ずっと俺たちを見守ってくれていた、優しい姉の顔をしていた。
「さて。じゃ、今日の主役を迎えに行こうか」
まどかちゃんと別れ、俺はさっちゃんにそう声をかける。そろそろ司に伝えた時間になる。
「うん。行こう? 2人とも喜んでくれるかな?」
「もちろん喜んでくれるって。その前に、司がどれだけ驚くか、楽しみにしてるんだけどね?」
そう言って俺は笑った。
現れたのは、司の姉で希海の母である美女。司と出会ってからそう時間が経たないうちに知り合いあったその人には、俺も姉のような感覚を覚える。
「久しぶり。まどかちゃん、全然変わらないねぇ」
「そう言う貴方もね。それにしても、聞いたわよ? まさか睦月が咲月ちゃんとなんてねぇ」
まどかちゃんはニッコリと微笑み、さっちゃんは恥ずかしそうに肩をすくめていた。
「本当に。人生何が起こるかわかんないよねぇ。司が結婚するくらいなんだから」
「それは言えるわね。私の可愛い弟達がいい人に巡り会えて、私も嬉しいわ」
そう言うまどかちゃんは、ずっと俺たちを見守ってくれていた、優しい姉の顔をしていた。
「さて。じゃ、今日の主役を迎えに行こうか」
まどかちゃんと別れ、俺はさっちゃんにそう声をかける。そろそろ司に伝えた時間になる。
「うん。行こう? 2人とも喜んでくれるかな?」
「もちろん喜んでくれるって。その前に、司がどれだけ驚くか、楽しみにしてるんだけどね?」
そう言って俺は笑った。