❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
堅気の服部祐志さんの中に、垣間見える極道佐伯龍さんにドキドキしてる自分が居る。

私は自然と笑顔になっていた。

「おい、何笑ってるんだよ、工藤のことでも思い出していたのか」

「違います」

私は恥ずかしくなって、顔が真っ赤になるのを感じた。

「ふん、図星か、それはそうだよな、俺に抱きついてきて、工藤さん、
工藤さんって連呼しやがって」

「えっ、嘘」

「嘘じゃねえよ、俺はちゃんとそれに答えてお前を抱きしめてやった、
俺は服部祐志だからな、許嫁のお前に対する態度をしたんだ」

「ごめんなさい」

「別に構わねえ、毎晩、俺を興奮させる約束さえ果たしてくれりゃ、
俺がお前に飽きたら解放してやる」

「あのう」

「なんだよ」

「祐志さんに飽きられないように頑張ります」

「お前にとっては早く飽きてほしいんじゃないのか」

「そんなことありません、それからお前、お前って、私の名前はまゆです」

「そ、そんなことわかってる」

祐志さんはちょっと恥ずかしそうにそっぽを向いた。

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