❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
あやかはその手を掴んで、まゆに対して罵声を浴びせた。

「龍の身にもなってごらんよ、何もかも我慢させられて、服部祐志を演じさせられて、
自分がしたい抱擁も我慢して、だから、咄嗟に私をホテルに連れ込んだのよ」

まゆは涙が止まらなかった。

「それに、あんた、別の男に乗り換えたんだってね、龍を裏切っといて、
私との関係を責められないわよね」

「祐志さんがお話したんですか」

「そうよ、悔しいって、許せないって言ってたわ」

この時、まゆはあやかの言葉をすっかり信じてしまった。

「龍を返してもらうから、龍が私を選んだら諦めて、きっぱり手をひいてね、
龍は私のものよ」

あやかは捨てゼリフを吐いてマンションを後にした。



俺は病院から戻ると、部屋は真っ暗だった。

「まゆ、まゆ」

部屋の照明をつけると、まゆはぽつんと座っていた。

「まゆ、どうしたんだ、具合でも悪いのか」

まゆはゆっくり顔を上げて俺を見つめた。

俺はまゆを引き寄せ抱きしめた。

「まゆ、何があったんだ」

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