❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
ブラウスのボタンを外し、胸の膨らみにもキスマークをつけた。

「お兄様、やめて」

お兄様は荒々しい抱擁をしてきた。

「いや、いや、やめて」

そのまま、兄は私の感じる部分に触れてきた。

「まゆ、お前はもう、結婚相手のものになったのか、僕が確かめてやる」

目の前の兄は別人だった。

自分を慕い、いつも離れず、くっついてきた私が、留守にした一年の間に他の男のものになったのが許せなかったのだろう。

可愛い少女が女の顔をしていたことが兄を豹変させた。

「離して、助けて、祐志さん」

「僕の前で他の男の名前を呼ぶな」

兄の手が私の感じる部分に触れた時、はじめてわかった。

私は祐志さんが好き。

私は思いっきり、兄を押し退けて、部屋を飛び出した。

しばらく、あてもなく走った。

公園のベンチで思いっきり泣いた。

私、どうなっちゃったの?

靴も履いてない、かろうじてスマホと財布の入ったバッグは手に持っていた。

スマホを手に祐志さんに連絡をした。

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