❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
おじさまは自ら私を呼びに来てくれた。

「今、行きます」

工藤組の方たちはみんな優しい、飛鳥さんが生きていたら私は極道の人間になっていたと思う。

それなのに、おじさまはなぜ、龍とのことは反対するのだろう。

「まゆさんがいると食事が楽しいですね」

功太さんはいつも私を気遣ってくれる。

食事が終わると、私は飛鳥さんに手を合わすために仏壇がある部屋に向かった。

「飛鳥さん、私は龍と一緒にいたいんです、だから、極道の世界で生きていこうと決めました、でもおじさまは反対だって、飛鳥さんが生きていたら、ここにいて、極道の人間になっていたでしょう、なのになんで龍とのことは反対するのか分かりません」

私は手を合わして祈った。

そして、自分の部屋に戻ると、功太さんが部屋のドアをノックした。

「まゆさん、少しお話ししてもよろしいでしょうか」

「はい」

「組長との話を聞いてしまいました、すみません、まゆさんは結城組長の元に行かれるのでしょうか」

「そのつもりです」

「そうですか」

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