❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
私がお兄様のことを受け入れてしまったから。

お兄様に犯された私を抱けるわけがない。

そして、このまま、私がここにいたら、祐志さんはお父様からお金をむしり取られてしまう。

私はすぐに荷物を整理し始めた。

早く、ここを出ていかなくちゃ。

私はマンションを後にした。

俺は仕事がおわり、まゆの待つマンションに急いだ。

部屋に入るとまゆの姿はなかった。

まゆ、どこに行ったんだ。

リビングのテーブルの上にメモが置いてあった。

『祐志さん、お世話になりました、他の男に抱かれた私を側においてくれて、結婚しようとまで考えてくれたこと嬉しく思います、でも、私はお兄様に犯されてしまったんですね、そんな私をどうして許せるんですか、それに私が祐志さんの側にいるとお父様は私を頼ります、これ以上私と関わると、祐志さんに迷惑がかかります、優しくしてくれて感謝いたします、祐志さんが大好きです』

まゆ、どうして勝手なことをするんだ、きっと親父さんが金を都合つけてくれとでも言いにきたんだろう。

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