❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
それにまゆは間一髪だったんだ、犯されてなんかいない。

とにかく、俺はまゆを探すためマンションを後にした。




その頃、私はあてもなく途方に暮れた。

なんでこんなことになっちゃったの?

三十六年間、お兄様とお父様に守られて、過ごしてきた。

優しいお兄様は仕事で渡米して、帰ってきたら別人だった。

薬のためだけれど、私に対する義理の関係に不満を抱いていたのだろう。

義兄に犯されるなんて、想像出来ないことだった。

それによってお父様の会社は倒産した。

お父様も別人のようになった。

お金をむしる鬼のようだった。

私は祐志さんと知り合って、はじめてを経験した。

恋人の振りを頼んだのに、私を愛しているとプロポーズをしてくれた。

こんな私を受け入れようとしてくれるなんて、信じられない。

祐志さんの優しさに甘えてはいけない。

一人でたくましく生きていかなくちゃ。

そんな時、追い討ちをかけるように私に悲劇が襲いかかった。

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