❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
第八章 まゆの決意
「祐志さん、お父様の借金はどうなってるんでしょうか、何かご存じなら教えてください」

「親父さんの借金は、工藤飛鳥が払ってくれた、その代わりまゆを預かると言われた」

「そうなんですか」

「俺が払うからと申し出たんだが、工藤は首を縦に振ろうとはしなかった」

「あんな大怪我させてしまい、このまま、借金も払ってもらって、それでは私の気持ちがすみません、しばらくの間、工藤さんの怪我が治るまで、そばでお世話をさせていただけないでしょうか」

「まゆの気持ちは良くわかる、でも工藤に抱かれたり、危ない思いはさせられない」

「お願いします、絶対に無理はしません」

私は、自分の気持ちも確かめたかった。

私は特別室の工藤さんのお世話をすることになった。

ドアをノックして、部屋に入った。

「失礼します」

工藤さんはびっくりした表情で私をじっと見つめた。

「まゆ、どうしたんだ」

「今日から、工藤さんのお世話をさせて頂くことになったんです、よろしくお願いします」

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