No. 1イケボ歌い手の正体は高音美少女でした。
 「じゃ、後日またって事で。さっさと帰って」

 ふわりに追い出される。

 な、なんか。

 追い出されたけど、すごくハイスピードで話が進んだ気がする・・・。

 「やった〜!」

 うわ、うわ!

 すごい嬉しい!

 だってチャンスをもらったってことだよね!

 「美紅、うるさいぞ」

 「きんじょめーわく・・・」

 ふふっ。

 ご機嫌な私にはそんな言葉は届かなかった。



 「あれ〜?女の子がいるなぁ」

 

 

 

 

 

 

 
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