マジックガーデン

友達

「ほんとに友達?」
「なんで?」
「アリアはそこまでバンド狂いの子と仲良くなるのがいがいだなて。まあ私もサチも行くきなかったからチケットはいいけどさ。」
マルブチメガネをとると
二重の綺麗な目が表れる
この人は私を小学生から育てくれている星砂アゲハ
星砂家は学園を経営している
実は『レッド』の昴さんは学園長の息子だへんに騒がれないように私は父の姃小野のままで過ごしている
「なんで『ドロフィーヌ』に行かせなかったあて昴とゲンジイがいまだに怒ってるよ。」
星砂経営の学園に行けばシンサクの兄弟もいるし良かったんだけど
なんか嫌だったんだよね
『新しくできた通信に入れば?』
てリョウニイにも言われたけど
お嬢様お坊ちゃんが多いし学園にいたらいやでも星砂家と関わるしなにより過保護すぎでいこごちわるくって
実は中学は付属だったんだ
成績も良かったからこそ公立高校おちたときはショックでひらけなおれなくなった
「かあさんはまだ愚痴られるだけだからいいよ。最近リンさんが怖くて、僕もサチも来たら逃げるよ。」
アゲハさんの息子ハルがクビをすくめる
「なんで?リンさんと私が関係あるの?」
「気づいてないのかこの子はリンだけじゃなくて昴も....」
「かあさんそれは言っちゃダメ。アリアは中等部まで護衛つきで育ったからたぶんスーにいもトシにいと同じ感覚なんだと。」
アゲハさん実は荒れた生活していて
その間は星砂兄弟、昴とトシヤに育てられた
実はそれもドロフィーヌに行かなかった理由の一つ
今でも一緒に育った由良ちゃんとは中いいけど
私は由良ちゃをみたいにお嬢様にはなれない
「アリアが新しい友達できて嬉しいけど。利用されちゃだめだよ。」
ハルにまで心配された
私は普通の高校生したいだけなんだけど
ハルとアゲ姉の心配が的中する
< 2 / 22 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop