君と付き合うまであと365日

恋よりも大切なもの

「め、めめめめいちゃん!」


「ど、どどどどうした胡桃」



昨日発売されたばかりの大好きな少女漫画を、もう何百回目かわからないほど自席で読み返していると、廊下からものすごい勢いで胡桃が突進してきた。


危うく机ごと吹っ飛ばされそうになる。結構そのくらいの勢いだった。



「どうしよう…私…」



胡桃の頬は、ゆでだこのように真っ赤に染まっている。



「胡桃、熱!?顔真っ赤だよ!?保健室行く?」


「や、違くて…。まあ一種の病気みたいなもの…かな」


「びょ、病気!?」


「うん。私ね…」
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