君と付き合うまであと365日
…と、まるで吸い込まれるかのようにメロンパンが私めがけて飛んできた。


やっと、やっと私も幻のメロンパンが食べられるのか…!


誰もがそう思った時だった。


私のすぐ前にいた(多分相撲部)大きな体の男子生徒が腕を伸ばし、その手でメロンパンをキャッチしてしまった。



「今日の幻のホイップメロンパンは売り切れです。ゲットした人はすぐ前に来て代金を…」



お目当てのイベントが終わり、生徒たちはぞろぞろと残念そうに帰っていく。


こうして第一回目の幻のホイップメロンパンチャンスは消えていったのだった。
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