君と付き合うまであと365日
心底理解ができないといった感じで首を傾げる芽依に、我慢の限界を迎えたクラスメイトたちが一斉に吹き出した。



「ぶわあははははは!」


「何今の!?」


「待って、ドヤ顔が頭から離れない…」


「いい意味で期待裏切られた感すごい、笑い死にそう…」


「何あの子、めちゃくちゃ可愛い…」



芽依は150センチと小柄で、地毛であるこげ茶色のふわふわのロングの髪とぱっちり二重に整った顔立ちと、見た目は目を惹くくらい可愛いのに、中身が全然ダメだ。


良く言えば、明るい。悪く言えば、バカだ。



「小日向は天然、なのかな…?まあ、場が明るくなったところで、名前順にどんどん自己紹介やってこー」



先ほどまで緊張で強張っていたクラスメイト達は、すっかり緊張が解けたのかみんな自然な笑顔だった。
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