冥府の女神のヤンデレ愛・妄想爆裂・古代メソポタミア神話
「それなら、一緒に天界に戻りましょうね。
私がいればフリーパスだから、
でもぉ・・・」
イシュタル(エレシュちゃん)は、ネルガル神の唇に、自分の人差し指を当てました。

「そんなに見つめないで、
目を閉じてくださる?
イシュタル、恥ずかしがり屋さんなのぉ」

エレシュ・副音声・・
そんな事は、ぜってーーーぃ、
ありえない!!

ネルガル神は、素直に目を閉じました。

イシュタル(エレシュちゃん)が、つま先立ちをして、
ネルガル神の唇に、自分の唇を寄せた瞬間

グギィ・・

イシュタル(エレシュちゃん)の体が、崩れました。

「いててえ・・・っ」
つま先立ちで、腫れた場所に
一気に、体重がかかったのです。
激痛が、走りました。

そして、めくらましの術も、
一瞬で解けてしまったのです。

ネルガル神の腕の中にいる・・・
漆黒の髪、つけまつげは、取れ掛かっています。

「えっ・・?
イシュタル様ではない・・
あなたは・・?」

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