冥府の女神のヤンデレ愛・妄想爆裂・古代メソポタミア神話
エレシュちゃんは、ネルガル神を突き飛ばすようにして、一目散に逃げました。
足を引きずりながら・・

前もよく見えません。
なぜなら、涙が、次から次へと
あふれてしまう。

ネルガル神が、その後を追おうと、部屋に戻ると、あの扉が開いています。

半分開かれたままの扉からは、
ナムタルと最後にくぐった門が、見えました。

ネルガル神は、拳(こぶし)を
ぐっと握りしめると、
その門を目指して、一気に駆けだしました。

7つの門は、残しておいた霊の
おかげで、問題なくくぐり抜けて、天界に戻ることができました。

めでたし、めでたし・・・
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