年上のお姫さま
その夜、メイクを落としてコルセットやらを外して伸びをしていたら、部屋に王子が本を持ってやってきた。
こちらはまだ全裸なのに、王子様はもうちゃんと湯浴みもして寝巻きを着ている。
女の方が時間が掛かるにしても早い。
私は服で肌を隠し、「すみません。今日はまだ時間が掛かりますので」とか言った。
王子様は口を半開きにして、本を床に落とした。
「ロクス、大丈夫ですか?」
「レアは本当に綺麗だな……」
「え?」
「見せてくれないか?」
「な、何を」
「レアの体を」
「……駄目です」
そう言っているのに、王子様は私の腕の中の服をそっと取った。
手で胸を隠して俯いたら、横抱きにされてベッドに寝かされた。
「レア、綺麗だ」
そう言われて胸を触られた。
ドキドキした。
「ロクス……」
「何だ?」
「こんな姿の私に触れたいのなら、あなたも脱ぐのが道理でしょう」
一人で全裸は恥ずかしい。
「……わかった。こんな状態だが、結婚前だから最後まではしないと誓う」
鍛えられた体だ。まだ小さい股間の物が立っている。
お互いの体を撫で合った。
そして抱き締め合った。
それだけなのに、すごくときめいたし緊張したし気持ちよかった。