最愛の義妹へ。 ~あの夏は、君の過去を知らない~

瑠々side



お寿司というものは美味しかった。


特にサーモンなるものが美味しい。

「瑠々ちゃん、美味しいかい?」

俊介さんの質問に、コクコクと頷いて肯定を示す。


だが、どんなに美味しいと思ってもそれが表情に出ることはない。

「…変わったな」

向かいに座る夏さんが、小さい声で何か呟いた気がした。
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