奇跡 vs 偶然

唯子の入学式

初めまして


あたしは今日から華やかな

高校生活をスタートさせます!


絶対に

成功させる、つもりです!





――――ｺｰﾝ　ｺｰﾝ　ｺｰﾝ


「入学式が、始まります。

新入生の皆さんは○○室へ、

お集まりください。　　　」



あ、教頭先生…かな？

あたしは新入生だから○○室、ね。




ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ


「はーい、Ａ組はこっちー」

「ぅえ～い…」



えっ、クラスって掲示されてたっけ…

ヤバい、あたし見てないよ～…

始まりから大失敗かも。


「あれっ、あたし掲示板見てない。

先生～あたしって何組ですか～？」



…せっ、先生に聞けば良いのか。

あたしって本当に馬鹿だぁーー


どこかの可愛子ちゃんは、先生を

頼っていた。


あたしも…


「先生、あたしのクラスって…

わかりますか？」


「あー、水島さんね。Ｂ組だわ。」

「ありがとうございます!」



ようやく聞き出せ、入学式は無事に

終わった。




「ふぅ～、校長先生の話って長い～」


あたしは冷や汗をかいてしまう。

実は――――


―入学式―

「えー、皆さん入学おめでとうございます…」


Ｚzzzz…

あたしはこのとき居眠りをしていた。


「…ん？…あ、コラッ起きなさい!」

「ふぇっ…？あ、ごめんなさいっ!」


++++++++++++++++++++++++++++++

なーんてことが…

ありまして…、アハ(●´∀｀)