おかしな婚約破棄の結末は‥⁉︎
「それにキャンディが家に帰らずに、いつも浮かない顔をしていた理由が漸く分かった‥‥ガレットだけでなく家族からも酷い扱いを受けていたとは」
「違う、それは‥っ」
「もっと早く知れていたら、この地獄のような場所からキャンディを救えたかもしれないのに‥」
「き、今日は、たまたまっ、そう!偶々気が立っていただけですわ」
「いつもはとても仲が良いんだっ、そうだろう!?キャンディ」
「オホホ、さっきのは冗談よ!ねぇ、キャンディ?私たちは貴女を心から愛しているわ」
2人の縋るような視線を感じますが不信感で一杯です。
明らかに嘘をついています。
嘘はいけない事です。
私は首を横に振り否定をします。
「俺は卒業パーティーを終えて直ぐに自分の国に帰るつもりだった。キャンディを諦めて‥‥。だが諦める必要はなさそうだ。今からキャンディと共にアーモンド王国へと向かう。そしてキャンディを両親に紹介してアーモンド王国の王妃として迎える」