夜が明けたら君に幸せを。
にっこりと優しく微笑んだ柏木さんからは、言っていることが本心だということが窺える。
「…嫌いじゃ…ないよ」
「え?」
「柏木さんが嫌いなんじゃない。…なるべく人と関わりたくないの。今だって、本当は助けないで見て見ぬふりしようとしてたし」
それに、自分と柏木さんを重ねたから助けられたのだ。
誰も救ってくれなかった自分が、少しでも救われる気がして。
そんな理由で助けたって、それはただの偽善でしかない。
私は最低だ。
「でも、助けてくれたでしょ?」
「…え?」
「見て見ぬふりしようとしたけど、しなかったじゃん」
「それは…昔の自分と柏木さんを重ねたから。私は柏木さんを助けて、自分が救われた気持ちになりたかっただけなんだよ」
さすがの柏木さんだって嫌な気持ちになるだろう。
ただの勝手な自己満足に巻き込まれたんだから、怒るかもしれない。
だけどそれでも私はいい。一人を望む私にとってはそっちの方が都合がいい。
「…嫌いじゃ…ないよ」
「え?」
「柏木さんが嫌いなんじゃない。…なるべく人と関わりたくないの。今だって、本当は助けないで見て見ぬふりしようとしてたし」
それに、自分と柏木さんを重ねたから助けられたのだ。
誰も救ってくれなかった自分が、少しでも救われる気がして。
そんな理由で助けたって、それはただの偽善でしかない。
私は最低だ。
「でも、助けてくれたでしょ?」
「…え?」
「見て見ぬふりしようとしたけど、しなかったじゃん」
「それは…昔の自分と柏木さんを重ねたから。私は柏木さんを助けて、自分が救われた気持ちになりたかっただけなんだよ」
さすがの柏木さんだって嫌な気持ちになるだろう。
ただの勝手な自己満足に巻き込まれたんだから、怒るかもしれない。
だけどそれでも私はいい。一人を望む私にとってはそっちの方が都合がいい。