こっちおいで


ふたたび自転車にまたがり、公園を目指す。


さすがに何時間も同じ場所にはいないかもしれないし、なんだかんだ言って、病院に戻ってるかもしれない。


そのときは、家に帰る。


ちょっと様子を見に行くだけ。


「……誰もいない、か」


いたところで、わたしにできることなんて、なんにもなかったけど。


うちでご飯食べさせてあげるくらい。



それも、限られているから、お腹いっぱいにとはいかないし。

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