君が誰よりも好きだから

side冬貴


ずっと前から大好きだった。

花のように笑う笑顔に何度も何度も救われてきた。


何があってもずっと味方でいてくれた。


そんな佳奈が佳奈だけが大好きだった。


でも佳奈は自分から連絡したりデートに誘ったりやきもちやいたりそんなことはほぼなかった。



不安だったんだ、

寂しかったんだ、

最低だなんてことしたんだろう。



でも笑った。佳奈は最後花のようにやさしく柔らかく笑った。


最後なにか引き止めてくれるかななんて俺の願望かな。


大好きなのになんであんな顔をさせてしまったのだろう。


後悔や寂しさ怖さ。全てが波のように押し寄せてくる。
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